家族を想うとき

2020-5-31
上映

(C)Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019

＊上映終了致しました

Sorry We Missed You

2019年/イギリス、フランス、ベルギー/100分/カラー/ビスタサイズ/ロングライド
イギリスの名匠ケン・ローチが、いま世界に伝えたいメッセージ。社会が抱える理不尽なシステムに翻弄される、ひと組の家族の絆を描く。
監督：ケン・ローチ
脚本：ポール・ラヴァティ
原作：

出演：クリス・ヒッチェン、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター

『わたしは、ダニエル・ブレイク』でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた名匠ケン・ローチ監督が、引退表明を撤回してでも再び撮りたかったという渾身の人間ドラマ。家族を守るための仕事によって、どこにでもある家族が引き裂かれていく。誰にとっても他人ごとではない労働問題を描く本作は、83歳を迎えたケン・ローチによる未来を生き抜くためのメッセージだ。

STORY：イギリス、ニューカッスル。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、念願のマイホームを購入するため懸命に働いている。夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として1日中働きづくめとなり、16歳の息子セブと12歳の娘ライザとは徐々に顔を合わせる時間をなくしていく。家族の心が徐々にすれ違い出したそんな中、ある事件が起こる。