- 2016-10-19
「大地を受け継ぐ」上映会 in 御成座
11月12日(土) ①10:00~ ②14:00~ (上映時間86分)
入場料:500円
各回上映後、井上淳一監督によるアフタートークあり!
主催:「大地を受け継ぐ」を大館市で上映する会 協力:御成座、絵夢人倶楽部
2015年5月の東京に、ごく一般的な11人の学生たちが集まった。福島へ向かい、ある農業を営む一家の話を聞くために。福島第一原発から約65メートル離れたその農家では、息子と母親が笑顔で学生たちを出迎える。そして語り始められた彼らの四年間の物語。その孤独な“声”に耳を傾ける。それは生涯忘れられない、たった一日の食と命の体験に、心揺さぶられる瞬間だった—。
父を奪われ、土を汚され、それでもこの土地で生きていく—。先祖代々、耕された土地を受け継ぐ、四年間の決意と軌跡。
2011年3月24日、福島県須賀川市で農業を営むひとりの男性が自ら命を絶った。原発事故を受け、地元の農業団体から農作物出荷停止の連絡が届いた翌朝のことだった。それから四年。学生たちが訪れたこの農家の息子は、母とふたり、汚された土地で農作物を作り続けている。「福島の米や野菜は今までの値段では売れないし、売れても黒字になることはない」それでも自死した父や、先祖が代々受け継いできた土地を捨てるわけにはいかないと、彼らは土を耕し作物を育て続けている。
これは決して報道されることのなかった真実の告発、四年間の決意と軌跡。息子は言う。「これは風評じゃない、現実なんだ」と。果たして学生たちは何を想い、何を受け継ぐのか—。
監督は、「戦争と一人の女」の井上淳一。自身初のドキュメンタリー映画となる本作は、これまでの劇映画と同様、市井の人々による痛みを内包させた“存在”と“声”に肉薄した作品となった。















