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　御成座は、1952年（昭和27年）に洋画専門のロードショウ館として開館するも、3年後の1955年に火災により焼失。同年に再建され、以後、2005年に閉館するまで、50年余り市民の映画館として親しまれてきました。4年前には同館の活用策が提案され、一夜限りの映画上映も開かれ、シンポジウムも開催されましたが、再建の為には多額の費用がかかることと建物、施設の老朽化がさらに進んだこともあり、常設館としての活用は留保され、今日に至りました。　この度、新生オナリ座として復活するにあたり、大館市を始め、地元商店街、市民の皆様の声援が糧となり、大館市に現存する唯一の映画館が再建される運びとなりました。今後は市民の映画館として駅前商店街の活性と歩調を合わせ、古今東西の名画座として再スタートして参ります。　復活にあたり、ドルビーSRD-6chの音響施設を増設、アルテックA-7、A-5による驚愕の音響空間に生まれ変わりました。ホームビデオでは味わえない、大画面（4メートル×9メートル）と音響設備でフィルム映画の美しさに迫ります。