秋田ゆかりの映画祭開催によせて


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ゼロダテが2010年に高校生や市民とと掃除し一時的に復活させた御成座。現在は千葉から大館に移住して来られた経営者の切替義典さんの思いで復活した。このように映画館が復活することは全国的にも奇跡的なことだ。

巨匠・大林宣彦監督らの上映&トークが実現することは名画座「御成座」の復活にふさわしく、そして大館に唯一現存する映画館をもう一度考えるきっかけになって欲しい。

大林宣彦監督の奥様である映画プロデューサー大林恭子さんが大館にゆかりがあり、平田オリザさんのお母様と姉妹関係にある。11月1日・2日には平田オリザ アンドロイド演劇「さようなら」が上演される。

大林宣彦監督作品
「この空の花 ―長岡花火物語」は歴史的事実を革新的なセミドキュメンタリィ・タッチの劇映画として綴る。
いま、ひとつの、とてつもなく壮大な物語世界(ワンダーランド)の花が夜空に咲く!!

映画『断層紀』は大館市の女子中学生との交流から生まれた作品。映画作家・波田野州平が秋田県大館市に滞在し、現地で出会った個人の伝記や昔のフィルム、小さな村に残る祭などを調べ、エッセイのように綴った映画である。

この映画祭で、もう一度御成座で映画をみなさんと一緒に楽しむことができることは本当に夢のようだ。

アートNPOゼロダテ 石山拓真

秋田ゆかりの映画祭 県北会場
第29回 国民文化祭あきた2014 県民参加事業
2014年10月11日(土)-10月12日(日)
主催:秋田ゆかりの映画祭実行委員会

10月11日(土)
12:30~15:10 「この空の花―長岡花火物語」(2012年)
15:20~16:20 シネマトーク(大林宣彦監督)
16:30~17:30 「断層紀」(2013年)
10月12日(日)
13:00~15:21 「天地明察」(2012年)
15:30~16:30 シネマトーク(脚本家・加藤正人氏)
15:40~16:30 「季節風の彼方に(1958年)

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