- 2024-9-2
- 上映
© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.
『瞳をとじて』 (2023年/スペイン/カラー/169分/ビスタサイズ)
監督・脚本:ビクトル・エリセ 出演:マノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレント
寡黙にして孤高、伝説の映画作家ビクトル・エリセによる31年ぶりの新作となる長編映画。かつて謎の失踪を遂げた俳優と、彼の親友でもあった映画監督。ふたりの記憶と人生をめぐる物語が、詩情をたたえた映像により深く心に刻まれる。エリセの名前を一躍知らしめた『ミツバチのささやき』のアナ・トレントが、50年の時を経て同じく“アナ”の名前を持つ女性として出演。
STORY:かつて映画『別れのまなざし』撮影中に突如失踪した主演俳優のフリオ。それから22年が経ったある日、フリオの親友でもあった映画監督ミゲルの元に、フリオの失踪をテレビ番組で取り上げたいと出演依頼が舞い込む。取材に協力するうちに、フリオとの日々を思い返すミゲル。そして番組放送後、フリオによく似た男が海辺の施設にいるとの連絡が舞い込む。
©2005 Video Mercury Films S.A.
『ミツバチのささやき』 (1973年/スペイン/カラー/99分/ビスタサイズ)
監督:ビクトル・エリセ 出演:アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス、テレサ・ジンベラ
6歳の少女アナはフランコ独占政権下のスペインの小さな村に父、母、姉と暮らしていた。ある日、巡回上映で観た『フランケンシュタイン』に魅せられて、呼びかければ出てきてくれる精霊の存在を信じ、探し始める。姉が見つけた廃屋に精霊の存在を感じて通う日々の中、逃亡中の内戦の兵士に出会い、食べ物や着るものを運ぶのだったが……。ビクトル・エリセ監督の記念すべき繊細なデビュー作。
©2005 Video Mercury Films S.A.
『エル・スール』 (1983年/スペイン・フランス/カラー/95分/ビスタサイズ)
監督・脚本:ビクトル・エリセ 出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボジャイン、オーロール・クレマン
8歳のエストレリャは生まれ故郷のアンダルシアを捨てて生きる父親を慕っていた。振り子を使って水脈を見つける父は青春を過ごした南=エル・スールを離れて暮らしながら何を想っていたのか。少女が知ることのなかった一面を垣間見るころ、彼は突然、家を出ていってしまった。15歳に成長したエストレリャは記憶のなかの父の姿を回想する……。エリセ監督の『ミツバチのささやき』から10年後の第2作。
ビクトル・エリセ:1940年6月30日生まれ。『ミツバチのささやき』(73)を長編デビュー作として発表し、10年後『エル・スール』(83)を発表。そしてさらに約10年後、画家アントニオ・ロぺス=ガルシアの制作風景に迫った半記録映画『マルメロの陽光』(92) を発表。寡作でありながらも、国内外の映画祭で高い評価を集め、日本でも多くの映画人に愛されるスペインの巨匠。
victor erice
『瞳をとじて』『ミツバチのささやき』『エル・スール』
監督:
脚本:
原作:
Schedule 上映スケジュール
- 9月13日(金)10:00『瞳をとじて』/14:00『ミツバチ~』/16:00『エル・スール』/18:00『瞳をとじて』
- 9月14日(土)17:30『瞳をとじて』
- 9月15日(日)10:00『瞳をとじて』/14:00『ミツバチ~』/16:00『エル・スール』/18:00『瞳をとじて』
- 9月16日(祝)~ 9月17日(火)10:00『ミツバチ~』/13:00『エル・スール』/15:00『瞳をとじて』
- 9月18日(水)休映
- 9月19日(木)10:00『瞳をとじて』/13:30『ミツバチ~』/15:30『エル・スール』
- 9月20日(金)10:00『瞳をとじて』/14:00『ミツバチ~』/16:00『エル・スール』/18:00『瞳をとじて』
- 9月21日(土)10:00『ミツバチ~』/12:30『エル・スール』/14:30『瞳をとじて』/18:00『ミツバチ~』
- 9月22日(日)休映
- 9月23日(祝)10:00『瞳をとじて』/14:00『ミツバチ~』/16:00『エル・スール』
- 9月24日(火)~9月26日(木)10:00『エル・スール』/12:30『瞳をとじて』/16:00『ミツバチ~』*9/25休映
- 9月27日(金)15:30『ミツバチ~』/18:00『エル・スール』
- 9月28日(土)16:00『エル・スール』
- 9月29日(日)15:30『瞳をとじて』